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≪エアコンが臭い時の対策と原因を追究!≫

エアコンが臭い時どうしてる?

車のエアコンをつけると、臭い空気が車内に十万してしまうことがあります。消臭剤や芳香剤を置いてみたものの解消できず、困っている方もいるのではないでしょうか。車のエアコンの嫌なにおいの原因は、エアコン内に発生したカビであり、表面的な対策では解決が難しいです。そこで、すでに気になっているにおいへの対処法に加え、カビを発生させない方法などについても解説します。

『対処法を紹介!』

①外気の導入口付近を清掃する

どのタイミングでにおいが気になるのか確認してみましょう。外気を取り入れる送風モード時ににおいがする場合、外気導入口の汚れが原因かも。

導入口付近を見て、鳥の糞や落ち葉による汚れがないか確認し、汚れている場合は洗い流しましょう。プラスチック製のカバーを外して内部を洗浄するのがおすすめです。なお、一般的な外気導入口は、フロントガラスのワイパーが取り入れる送風モード時ににおいがする場合、外気導入口の汚れが原因かもしれません。

 

②車のエアコン用の消臭スプレーを活用する

市販の車のエアコン用消臭スプレーは、時的なにおい対策として有効です。使い方は、エアコンの吹き出し口にスプレーノズルを差し込み、薬剤を数秒スプレーするだけです。その後、エアコンをつけて10分程度換気します。

カビ防止剤が含まれているものなど、消臭スプレーには種類があります。価格は1,000~2,000円程度で、自分で手軽に対策が出来ます。ただし、すでに増殖してしまったカビを除去することはできません。あくまで一時的な対策と考えておきましょう。

 

③エアコンフィルターを交換する

最も有効なにおい対策は、エアコンフィルターの交換です。家庭用室内エアコンと同様、カーエアコンにもフィルターがついていて、カビの胞子やほこり、ゴミを除去する役目を担っています。

エアコンフィルターがほこりなどで詰まると悪臭が発生しやすくなります。定期的にほこりを吸い取ったり、1~2年ごとにフィルター交換をしたりするようにしましょう。なお、エアコンのフィルターが詰まると送風量が低下します。フィルターの清掃や交換をすることで、送風量も改善されるでしょう。

 

④エアコンのエバポレーターを洗浄する

エバポレーターは、においの原因やカビの温床となりやすいです。自分で取り外して洗浄することができ、専用のクリーナーも販売されていますが、ダッシュボードを外したり、車の内部に触れたりする必要があることから、プロに依頼するほうが無難でしょう。

なお、エバポレーターに発生したカビがにおいの原因の場合、応急処置として、暖房をつけてエアコン内部を乾かす方法があります。車の窓を全開にして、最高温度・最大風量で10分程度暖房することで、嫌なにおいを抑えられるでしょう。

 

⑤ラジエーターやウォーターポンプの交換を行う

ラジエーターやウォーターポンプが破損していると冷却水が漏れ、特有の甘いにおいがします。冷却水はエンジンを冷やすためのもので、ウォーターポンプの力でエンジン内部を循環しています。エンジンの熱によって温められた冷却水は、ラジエーターで冷却されます。

冷却水の量が急に減った場合にはこれらのパーツが破損している可能性があり、ディーラーや整備工場などでの交換が必要です。

『エアコン内部にカビが発生!?』

クーラーを使うと、エバポレーターは外気よりも冷たくなります。外気と車内との温度差によってエアコン内には水滴が発生します。氷入りの飲み物が注がれたグラスのように、結露するということです。

結露でできた水滴は車の底から排出されますが、エバポレーター内部は常に湿気を帯びた状態です。この水滴はエアコンを使用しない限りは滞留し続けるため、特にクーラーの使用を終えた秋から翌シーズンの梅雨までのあいだにカビがエバポレーター内部で繁殖します。

また、カビが生えるのはエバポレーターだけではありません。ほこりが溜まるエアコンフィルターにもカビは生えやすく、においを助長する原因となります。

鼻にツンとくるような酸っぱいにおいがするときは、カビや雑菌が原因であることがほとんどです。そのままエアコンを使い続けてしまうと、健康被害のリスクも高まってしまいます。早めに対策を講じましょう。

 

『車内にゴミや食べこぼしがある』

車内のゴミや食べこぼしがエアコンフィルターを通り抜けてエバポレーターまで達すると、ひどいにおいが発生しやすくなります。エバポレーター内部の湿気にこれらが付着することで、エバポレーターに汚水が溜まったような状態となってしまうのです。

 

『冷却水が漏れている』

暖房を使用した際に甘いにおいがするときは、冷却水が漏れている可能性があります。ラジエーターやウォーターポンプの破損の可能性があり、放置するとオーバーヒートしてしまうこともあります。すぐにプロに確認してもらいましょう。

『エアコンのにおいを防ぐためにできること』

①エンジンオフ前に送風や暖房でエアコン内の湿気を除去する

エバポレーターにカビを発生させないためには、できるだけ水分を残さないことが大切です。

エンジンを止める前に送風モードにし、最大風量で15分ほど稼働させる、あるいは、暖房を最高温度と最大風量で10分ほどフル稼働させるのがおすすめです。目的地に着く約15分前に送風モードや暖房に切り替える習慣をつけるようにしましょう。

 

②定期的に車内を拭き掃除する

車のエアコンは、車内の空気を取り込みます。車内にほこりがあると空気といっしょに吸い込まれ、フィルターの汚れとなり、においが発生しやすくなってしまいます。6~9月頃のエアコン使用中だけでも定期的な拭き掃除を習慣づけていれば、ほこりが原因のにおいを防ぐことができます。

また、ペットを日常的に車に乗せている場合は、エアコンフィルターにペットの毛が蓄積しやすいです。より念入りに清掃をするようにしましょう。

 

③車内でたばこを吸わない

たばこを車内で吸わないようにしましょう。エアコンのにおいの原因のひとつにたばこ臭があり、染みつくとなかなか取れません。車内でたばこを吸う場合は、窓を開けて車内にたばこ臭がこもらないようにします。日頃の習慣にすることで予防できるので、意識するようにしましょう。

 

④冷房を使用する時期が過ぎたら、フィルターなどのメンテナンスを行う

冷房を使用する時期が終了する10~11月頃には、エアコンフィルターのメンテナンスを行うのがおすすめです。清掃や交換をしたうえで、フィルターへスプレーを散布するなどして、メンテナンスをすることで、エアコンにカビが発生するのを防ぎやすくなります。

 

⑤エアコンを使わない時期にも定期的に試運転する

時期によって冷房を使う頻度は異なりますが、ほとんど使わない12月~5月頃にも月1回程度は試運転しましょう。定期的に冷房を稼働させることで、エアコン内部だけでなく車内の湿度を下げ、雑菌やカビの繁殖を防ぐことができます。

なお、近年はオートエアコンを搭載している車種も増えています。オートエアコンは冷風と温風を混ぜて自動で車内温度を調整してくれるもので、冬場でもエバポレーターが起動しています。これにより、エバポレーターに水が滞留しなくなるため、オートエアコンではにおいが生じにくいのですが、一般的なエアコンでも冬場に試運転することで同じ効果が得られます​​。

まとめ

カーエアコンのにおい防止には、こまめな車内の清掃やエアコン内部の換気など、日々の習慣が有効です。それらに加えて、定期的な清掃やエアコンフィルターの交換など、メンテナンスも行いましょう。

車のエアコンから出るにおいは我慢する、消臭剤でごまかすという考えには注意が必要です。においの原因となっているカビは、健康面にも影響を及ぼします。快適なカーライフのためにも、メンテナンスの習慣をつけることをおすすめします。

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